首相の靖国神社参拝に抗議します。

小泉純一郎内閣総理大臣殿

2002年4月22日
 日本長老教会「ヤスクニと平和」委員会
          委員長 遠藤 潔

 4月21日に首相は靖国神社に参拝されました。

 私たちは、かねがね代々の首相が、いかなる時にも、いかなる理由付けがなされても、また、いかなる参拝様式をとろうとも、首相としての資格で靖国神社への参拝を反対してきました。その反対理由は、日本国憲法第20条に、「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」と明記されているからです。現在の靖国神社は宗教施設となっており、参拝は宗教的活動であります。

 戦前は、国が宗教教育その他の宗教的活動をしてきました。靖国神社も軍の施設としてその軍国教育の場でもありました。

 戦後は、そのあり方を根本から否定し、それが第20条として明文化されたものです。

 首相の参拝は、戦前の国家と靖国神社との関係を再現するもので、法治国家の首相として、憲法第99条に明記されている、国政を預かる者の「憲法尊重・擁護義務」に背くものです。首相の資格での参拝は「熟慮」とか「議論」とかの余地のない、明白な違憲行為です。首相も法の支配下にあることを自覚して行動して下さい。